コラム:vol.5 防災グッズとして用意しておくと安心な3つのフェムケアアイテム

2024.01.12

 

災害バッグにフェムケアアイテムは入っている?

このたびの能登半島地震により被害を受けられたみなさまへ、心よりお見舞い申し上げます。

 

フェムテック(女性の健康課題)の視点からも災害への備えは重要なことだと考えられていて、”女性の災害への備え”をテーマにしたトークショーの開催や女性向けの災害備蓄セットなどが登場しています。

 

そこで今回は、防災グッズとして用意しておくと安心な3つフェムケアアイテムについてお伝えします。私自身も防災バッグに入れているアイテムです。

 

1.吸水ショーツ

使い慣れている生理用品は当たり前のように用意しておくべきアイテムではありますが、プラスして吸水ショーツをスタンバっておくのがいいと考えています。

 

近年、生理用品の選択肢は広がっていますが、生理用ナプキン(使い捨てナプキン)ユーザーがもっとも多いと言われています。ですが、災害時では生理用ナプキンの不足が想定されますので、いつもの頻度で替えることが難しい状況。だからといって同じナプキンを長時間つけるのはストレスフルですし、衛生面でも心配になります。

 

フェムテックの認知拡大とともに注目を集めた吸水ショーツは、平均して普通用ナプキン2~3枚分の経血を受け止めてくれるうえ、防菌や防臭などの機能も備わっています。1枚のナプキンを長時間つけているよりは安心できるのではないでしょうか。とはいいつつも、洗濯環境もあると思うので、吸水ショーツを履きつつナプキンを取り入れることで、衛生さを保ちながら、ナプキンの消費を抑えることにもつながるのではないかと思います。

 

さらに、災害時は下着不足も考えられます。吸水ショーツは一般的な下着としても活用できるので、生理用ナプキン不足だけではなく、下着不足への対策としても有効です。

 

私のお気に入りの吸水ショーツは、フランスのオーガニックスーパー【NATURALIA】のオリジナル。90%以上がオーガニックコットンでできていて、とてもシンプルな作りなので、一般的な下着としても取り入れやすいです。

 

2.デリケートゾーンにも使えるふき取りシート

防災グッズとして、汗拭き取りシートやボディシートを用意していると思うのですが、それをデリケートゾーンにも使えるタイプに変更することを提案します。

 

一般的なボディシートはデリケートゾーンに使えない……ということではありませんが、身体とデリケートゾーンの肌のpH値が違うことを考えると避けたいところ。その点、デリケートゾーンにも使えるタイプなら全身に取り入れることができます。一般的なボディシートより割高にはなりますが、デリケートゾーンを含む全身に使えることを考えるとコストパフォーマンスはいいと言えます。セール期間を利用すれば、よりお得に購入することが可能。私はセール期間にまとめ買いをしています。

 

デリケートゾーンにも使えるふき取りシートには、【ナトラケア(写真左)】のようなパック型や【ピュビケアオーガニック】のような個包装タイプもあります。個包装タイプだと、気兼ねなく周りの人にお渡しすることができるので、多めに用意しておくといいのかも。

 

ちなみに、デリケートゾーンにも使えるふき取りシートは、日頃から持ち歩いています。災害に備えて……というよりは、出先で気になることが起きたときのためではありますが、あるとないとでは安心感が違うことは実感済みなので、防災グッズとしても必須。

 

 

3.肌触りのいいライナー

先ほども書きましたが、下着不足が起きた場合、何日も履き続けることになります。デリケートゾーンのトラブルにつながりかねないので、その対策として使い捨てライナーが活躍すると思います。下着を替える代わりに、ライナーを付け替えるイメージです。

 

私自身、普段はおりものシートを使っていないのですが、防災バッグの中には入れておきたいアイテム。この場合は、使い慣れている……という視点では選べないので、肌トラブルが起きないように、肌心地がいいかどうかで判断しています。

 

使い捨て布ナプキン・おりものシートの【コットンライナー】は、コットン100%でできているということもあって、肌心地は合格。薄型で枚数が多め(1袋21枚入り)なのもいいと思いました。また、土に還る素材でできている【ライムライム】のおりものシートも肌心地がいいアイテムです。災害時は地球環境のことまで考えが及ばない状況だからこそ、あらかじめその視点で選んだアイテムを用意しておくのもいいのかなと思います。

 

 

 

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k company CEO
ライフスタイラー/フェムケアコンシェルジュ
木川誠子